2018/06/30(土)「Pedro Miranda with Grupo Cadência」  【Brasil/Samba】

「Pedro Miranda with Grupo Cadência」
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Pedro Miranda(vo,per)
『Grupo Cadência』
宮澤摩周(per) 
尾花毅(7弦g)
ダリオ・サクモト(cav)
土井徳浩(cl,sax)
和田充弘(tb)


open 19:00 / start 19:30 
charge 予約3,800円 / 当日 sold out


■ペドロ・ミランダ(Pedro Miranda)

1976年7月27日、ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。


ハイスクールの最終学年、ブラジル北東部の巨匠ルイス・ゴンザーガの音楽を聴いてブラジル音楽の魅力に目覚め、アマチュアのミュージカルの劇団に参加。劇団の音楽監督/音楽の先生がモレーノ・ヴェローゾとドメニコ・ランセロッチで、モレーノからパンデイロを教わった。大学で音楽好きの友人たちと知り合い、リオの中で最もサンバが盛んなマドゥレイラ地区に通ってサンバの極意を体得した。

90年代末、テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチに参加し、ラパ地区のライヴバウス「セメンチ」にレギュラー出演開始。ラパのライヴ・シーン復興のシンボルとなる。ライヴでは曲により自身もリード・ヴォーカルを担当。2002年、同グループのファースト・アルバム「A Música de Paulinho da Viola」発表。2003年、同グループで初来日(初の海外公演)。また「O Samba é Minha Nobreza」「Lembranças Cariocas」などサンバ・カリオカの企画アルバムに参加し、ペドロ・ミランダ名義で録音。

2006年、初のソロ・アルバム「Coisa com Coisa」を発表。2007年、テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチの4thアルバム「Delicada」を最後に同グループから独立し、ソロとなる。

2009年、ソロ第2作「Pimenteira」を発表。ラパのサンバ新世代のオールスター・ユニット、セグンダ・ラパ(with ジョアン・カヴァルカンチ、モイゼイス・マルケス、アルフレド・デル・ペーニョ)でも活動し、ジョイス・モレーノがラパ新世代を賛美した曲「Puro Ouro」の録音に、同ユニットでゲスト参加(ジョイス・モレーノの2012年のアルバム「Tudo」に収録)。

2016年、ソロ第3作「Samba Original」発表。サンバの音楽家のみならず、ドメニコ・ランセロッチ、ペドロ・サー、アルベルト・コンチネンチーノらが参加し、ゲストにカエターノ・ヴェローゾ、アート・リンゼイを迎えた意欲作で、ブラジルのグラミー賞にあたる「第28回ブラジル音楽賞(Prêmio da Música Brasileira)」(2017年発表)で「ベスト・サンバ・アルバム」を受賞した。

2017年9月、ジョイス・モレーノ来日公演のスペシャル・ゲストとして再来日。現在レコーディング中のジョイス・モレーノのデビュー50周年記念アルバムにもゲスト参加。

パンデイロを叩きながら、男気溢れるふくよかな声で歌うペドロ・ミランダ。1940年代のラパを闊歩していたサンバ人のマランドロ(ボヘミアン)のスピリットを受け継ぎながら、現代の息吹を伝える、サンバ新世代の筆頭格として活躍中。

なお、Pedrinho Miarnda(ペドリーニョ・ミランダ)の愛称でクレジットされることもある。

http://www.pedrinhomiranda.com.br/

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■グルーポ・カデンシア(Grupo Cadência)

宮澤 摩周(パーカッション)尾花 毅(7弦ギター)Dário Sakumoto(カヴァキーニョ)

土井 徳浩(クラリネット、サックス)+ 和田 充弘(トロンボーン)

2013年夏結成のサンバ&ショーロ・グループ。リーダーは宮澤摩周、音楽監督は尾花毅。
フル・アコースティックのセット、ボトムの効いた太く厚いスイング感で古典的楽曲を演奏するスタイルが好評。

当初はメンバー内に歌手もいたが、現在はインストゥルメンタルのグループとして都内を中心にライヴ活動を展開し、その都度、ゲスト歌手を迎えている。

2015年には宮澤摩周の師匠、グルーポ・セメンチのメストリ・トランビッキ(2016年没)を日本に招いて共演。

2016年、サンシャインシティ「フェスタ・ド・ブラジル2016」に、2017年、代々木公園の「ブラジル・フェスティヴァル」に出演。

■宮澤摩周(Mashu Miyazawa)

打楽器奏者。2001年初めてブラジルを訪問し、現地音楽の豊かさに魅了されて帰国。 同年、東京在住(当時)のブラジル人ミュージシャン、ダミアォン・ゴメス・ヂ・ソウザの声かけで、ドラムからブラジリアン・パーカッションの世界へ入る。2005年、リオデジャネイロへ留学。メストリ・トランビッキ(グルーポ・セメンチ)の門下へ入り、師の紹介でリオの老舗エスコーラ・ヂ・サンバ、Unidos de Vila Isabel(ヴィラ・イザベル)のバテリア(打楽器隊)に入会。 以来、正規会員としてリオと東京を半年ずつ行き来する生活を送る。2007年にはブラジルの全国誌Vejaのカーニヴァル特集号で「Tem japonês na bateria(バテリアの中に日本人がいる)」というタイトルで大きく紹介され、2013年には大手新聞O Globoの特集号に「Bloco Cordão do Boitatá」のメンバーとして写真記事が掲載された。2013年カーニヴァルではVila Isabelの優勝に貢献。2015年、2017年もVila Isabelの打楽器隊でカーニヴァルに出場。

ペドロ・ミランダ、テレーザ・クリスチーナ、アルフレド・デル・ペーニョ、 故メストリ・トランビッキ、マルコス・エスグレバ、故オヴィヂオ・ブリト、プレチーニョ・ダ・セヒーニャなど、主にリオの若手サンバ歌手、ベテラン演奏家との親交がある。

グルーポ・カデンシアの活動のほか、東京を中心に打楽器隊の演奏指導、パンデイロをはじめサンバ・パーカッションのワークショップを行なっている。

2012年、Vila Isabelの打楽器隊のアンサンブルを体現するブロコ「Quer Swingar Vem Pra Cá(ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ)」を創立。エスコーラ・ヂ・サンバ文化の理解と振興につとめている。

2018年2月11日、リオのストリート・カーニヴァルの公式プログラムとして、ヴィラ・イザベル地区のバラォン・ヂ・ドゥルモン広場にてブラジル=日本の合同ブロコ、Quer Swingar Vem Pra Cáで演奏した。リオのカーニヴァルの長年の歴史を通じ、日本人の団体が公式に出演したのは初めての快挙。その様子は日本のメディアでも紹介された。

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